| 寧夏回族自治区・銀川 |
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『紅高粱(紅いコーリャン)』
『辺走辺唱(人生は琴の弦のように)』 等
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銀川は、かつて西夏と呼ばれる国の首都があったところ。井上靖の『敦煌』にも登場する西夏王国は、宋の時代から200年ほどにわたってこのステップ地帯を支配し、独自の文字を持つほどに繁栄した。今はただのステップ地帯で、当時の繁栄を偲ばせるものは何もないが、西夏王陵だけが訪れた人に歴史のロマンを感じさせる。
西夏王陵と鎮北堡西部影視城
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| 西夏王陵 |
西部影視城ではドラマの撮影をしていた |
あれは確か『辺走辺唱(人生は琴の弦のように)』の1シーンだったと思う。
荒涼とした平原の中に、巨大なアリ塚のような奇妙な形をしたものが点在する、不思議な光景だった。なぜかその場面だけが強烈に印象に残っている。当時中国について知識がほとんどなかった著者が、それは西夏王陵だと知ったのはずっと後のことだった。
西夏王陵は銀川市街から西に40kmほどの、賀蘭山脈のふもとに広がるステップ平原にある。歴代の王の墓とその陪葬墓が、数十平方kmという広範囲に点在していて、他には何もない。なんとも奇怪な光景である。
今は代表的な泰陵が復元され、博物館が併設されているのだが、余裕があれば更に奥まで足を運んでほしい。安っぽい復元と違い、ありのままの王陵からは、不思議なパワーさえ感じられる。
西夏王陵から10kmほどの所には、鎮北堡西部影視城がある。ここは80年代以降、数々の名作を生み出した、中国を代表するオープンスタジオである。
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名作のセットを見学
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スターたちの残したサイン
あなたは幾つわかる?(クリックで拡大) |
『紅いコーリャン』に出てくる門 |
ここで撮影された作品は、『紅いコーリャン』、『双旗鎮刀客』、『東邪西毒』、『ファイブガールス・アンド・ア・ロ−プ』など、数え上げればきりがない。なにしろ映画だけでも40本以上、ドラマを含めれば70本もの作品がここで撮影されているのである。
普段は有名な作品のセットが再現されていて、メイキングビデオなどが上映されている。また、かなり頻繁に撮影が行われているので、運がよければスターに会うこともできるかもしれない。
| 『紅いコーリャン』のセット |
『大話西遊(チャイニーズオデッセイ)』のセット |
西夏王陵以外に観光する所のない銀川では、影視城も立派な観光地のひとつになっている。映画に興味のない人にとっては退屈極まりない観光地だが、中国映画ファンにはたまらない場所かもしれない。
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| 旅行指南 (2003年12月現在の情報) |
| 交通 |
銀川市街→西夏王陵 (タクシー 40km)
西夏王陵→鎮北堡西部影視城 (タクシー 10km)
西部影視城→銀川市街 (タクシー 35km) |
| 料金 |
タクシーは2ヶ所を回って100元が相場 シーズンの夏場はやや高くなる
西夏王陵入場料 35元(博物館含む・内部は無料カートで移動)
鎮北堡西部影視城入場料 30元(ガイド料込) |
| 宿泊 |
銀川は寧夏回族自治区最大の町なので、宿泊施設は多様。
1部屋70元の安宿から4つ星ホテルまである |
| 情報 |
銀川は内陸で緯度も高いため、冬の気温は-10℃以下になる。そのため冬場は観光客がほとんどおらず、ホテルやタクシーは交渉しだいで値下げ可。 |
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