中国映画ロケ地ガイド > 雲南省・元謀土林
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『千里、単騎を走る。』
公開記念 ロケ地ガイド

2006年1月より日本公開の高倉健主演、張芸謀監督の『単騎、千里を走る。(千里走単騎)』。この作品の舞台となった雲南各地のロケ地をご紹介しよう。

『単騎、千里を走る。』の中国での主なロケ地は以下のとおり。()内は映画での地名

・昆明空港
・麗江古城
・麗江郊外・白沙(李家村)
・石鼓鎮(石頭村)
・元謀土林

世界遺産・麗江古城


映画の主人公・高田が、息子の健一のために『単騎千里を走る』を撮影しに、まずやって来るのが雲南省麗江市。ここは1997年に世界文化遺産に指定されて以来、世界中から多くの観光客が訪れるようなった。少数民族ナシ族を中心に、漢族、白族などが暮らす、標高2400mの美しい街。
近年はあまりに観光開発が進んでしまったので、情緒を求めるとやや失望するかもしれないが、それも現在の中国の姿をよく表しているといえるかもしれない。

世界遺文化産のに指定された街並み 中心地四方街より玉龍雪山を望む

麗江古城は、800年ものあいだナシ族が独特の文化を築いてきた街。古い建物の間を、石畳の細い路地と用水路が広がっている。
ここでの撮影は、大石橋、五一街、七一街、経貿委員会の建物などで行なわれた。

  
 旅行指南 (2006年1月現在の情報)
場所 雲南省・麗江市
交通 中国の大都市から麗江行きの飛行機があるが、昆明からが最も便利(420元・所要時間50分)。
飛行機以外だと、昆明、大理、中甸、攀枝花などからバスでのアクセスとなる。
なお、日本から昆明への航空便は現在運行していない。
情報 麗江に行く観光客は大変多いので、いたる所で情報は得られる。
映画に登場するチュウ・リンは実際の麗江のガイド(撮影までは無免許の闇ガイドだった)。彼のガイドとしてのホームページはここ。今もガイドを続けているかは不明。

古い街並みが残る白沙と石鼓鎮 

次に、映画の中で李家村として登場するのが白沙。ここは麗江から北に10kmほど行ったところにある小さな村。白沙壁画で有名なところで、ここも観光地のひとつだが、麗江とは違って、昔ながらの風景が今なお残っている。
白沙からさらに北に向かうと、云杉坪がある。ここは麗江のシンボル・玉龍雪山を眺めるのにいい場所で、玉龍雪山へのロープウェイもある。この近くで、高田が玉龍雪山を見ながら電話をするシーンが撮影されている。(一番上の写真はその付近)

映画に登場する石鼓鎮の橋 石鼓鎮から見る金沙江

映画の中でヤンヤンの住む石頭村として出てくるのが石鼓鎮。麗江から70kmほど西のところにある静かな村だ。この村の前で金沙江(長江の上流)がV形に大きく流れを変えるので、金沙江第一湾と呼ばれている。かつて石鼓鎮を訪れる観光客は、川だけを見て帰る人が多かった。しかし石鼓鎮の見所は、麗江では失われてしまった古きよきナシ族の伝統文化が、今なお行き続けているところにある。古い建物を眺めながら、のんびりと歩き回ることをお勧めする。
ここで撮影が行なわれたのは写真の橋のほか、小学礼堂など。
今後は映画の影響で観光客が増えることが見込まれることから、村では入場料(5元)を徴収する予定らしい。村長(映画に出てくる村長と同一人物)がみずからツアー客を案内もするというから、なかなかしっかりした村民たちだ。
なお、この石鼓鎮は残念なことに、いずれ建設されるダムの影響で水没してしまうことになっている。行くなら今のうちだ。
  
 旅行指南 
場所 白沙、云杉坪(麗江市)
交通 白沙へはレンタサイクルで充分行ける。レンタサイクル代は1日20元ほど。路線バスもある。
云杉坪へは車がお勧め。マイクロバスも出ているし、麗江の旅行会社も1日ツアーを組んでいる。

 旅行指南 
場所 石鼓鎮
交通 麗江バスターミナルから毎日数本のバスが出ている。石鼓から麗江の帰りのバスは、最終が早いので注意。
旅行会社が企画する金沙江第一湾へのツアーも多いので、それに参加するのもよい。

土林

高田とヤンヤンが、石頭村から麗江へ行く途中で迷ってしまうのが土林。実際には、この土林は麗江から遠く数百キロ離れた元謀というところにある。
風の浸食によってできた独特の地形で、元謀あたりには多く見られる。ロケが行なわれた虎跳灘土林のほか、班果土林、新華土林などがある。どれもあまり観光開発は進んでいないので、下手に歩くと映画のように迷ってしまいかねないので注意。

土林の道 幻想的な風景

 →元謀土林のページ
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