中国映画ロケ地ガイド > 上海影視楽園
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上海影視楽園


『功夫(カンフーハッスル)』(2004)
『T.R.Y.』(2003) 等

 
かつて魔都と呼ばれていたころの上海を舞台にした映画は多い。日本映画でも『T.R.Y.』や『スパイゾルゲ』などが記憶に新しいところだろう。
それらの映画には必ず、路面電車や人力車が走り、大勢の人で賑わう南京路のシーンが出てくる。もちろん、現在の南京路でそのような撮影ができるはずもなく、どうやって撮影したのか疑問に思われた方も多いだろう。実は上海郊外に、当時の上海の街をそっくり再現したオープンセットがあるのだ。それがここ、上海影視楽園である。

戦前の上海をリアルに再現
再現された南京路 蘇州河にかかる鉄橋も

上海影視楽園は、上海市の西部、工業団地や学園都市で知られる松江地区にある。戦前の上海を再現した大規模なセットであると同時に、観光客向けの展示やアトラクションが(少しだけ)ある、映画村的な施設である。

上海電影集団公司の投資によって1999年から作られているこの施設は、現在もさまざまなセットや娯楽施設を建設中である。現在は300ムー(1ムーは1/15ヘクタール)ほどだが、将来的には1500〜3000ムーという広大な施設になる予定だという。
園内は戦前の上海が忠実に再現されており、南京路の路面電車は実際に観光客を乗せて走る。また、上海に今も残る洋館や教会があったり、川には橋まで掛かっていたりと。なかなかよくできたセットである。

スターに出会える可能性大
租界時代の洋館も立ち並ぶ エキストラたちが雰囲気を盛り上げる

ひとつの街を再現した常設オープンセットとしては、おそらく世界でも他に例を見ないだろう。旧上海がそれだけ物語になりうる街だという証ともいえる。最近では、上に挙げた日本映画のほかにも『紫蝴蝶』や『茉莉花開』などがここで撮影されている。

ここではほぼ毎日、何らかの撮影があり、著者が訪れた当日も『大上海風雲』というテレビドラマと周星馳の新作映画『功夫(カンフーハッスル)』の撮影をしていた。撮影現場を自由に見学できるというのも、上海影視楽園の魅力のひとつだ。
でも運悪く撮影が見られなかった場合は、ただのセットに50元の入場料を払うのは割に合わないかもしれない。


旅行指南  (2004年3月現在の情報)
交通 上海体育館→上海影視楽園 (直通バス約45分)ただし8:40発の1本のみ
 または
人民広場or上海体育館→松江バスターミナル(バス約45分 5〜10元)
松江バスターミナル→車[土敦](バス<松江六線>15分 1.5元) 徒歩5分
料金 入場料 50元
(上海体育館から直通バス利用の場合 バス代+入場料 60元)
 
上海影視楽園ホームページ(簡体中国語)
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