中国映画ロケ地ガイド > 山西省・喬家大院
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山西省・喬家大院


『大紅燈籠高高掛(紅夢)』:1991

張芸謀作品の初期作品の中で、その映像の美しさが際立つ『紅夢』は、日本でもファンの多い映画のひとつ。
その作品のすべてのシーンが、ここ喬家大院で撮影されている。

史跡というよりロケ地

荒涼とした黄色い大地が広がる山西省には、かつて商売で財を成した大豪邸がいくつもあった。ここ喬家大院もそのひとつ。商家・喬氏が、1756年に建てた広さ8724平米、部屋数313という大豪邸である。
今では博物館に改装され、山西省屈指の観光地となっている。だが、数ある豪邸の中でもここが有名なのは、ひとえに映画『紅夢』による。当然、観光客も"あの"大院見たさにやって来るのである。

映画そのままの雰囲気 ケース中央には「呪いの人形」も

なので、観光客の期待を裏切らないよう、映画の雰囲気そのままの演出がされている。
例えば、『紅夢』といえば何といってもあの灯篭。実際は喬家では灯篭をあげる習慣はなかったというが、ここでは映画のイメージのままに、昼夜を問わず灯篭があげられている。また、撮影当時の部屋が再現されていたり、実際に使われた小道具が陳列されていたりして、映画ファンはけっこう楽しめる。


近くにも見所いっぱい 

喬家大院から高速道路を南に40分ほど行くと、世界遺産にも登録されている平遥古城がある。
平遥は昔ながらの街並みが残っているだけでなく、裏路地に入るとまるで文化大革命時代のような雰囲気がただよう、ノスタルジックな町。

世界遺産・平遥古城 平遥古城の民宿にて 
山西名物の猫耳パスタ 民間故宮・王家大院

平遥からさらに南の介休という町には、王家大院という中国最大の商家の邸宅がある。「民間故宮」とも呼ばれるこの豪邸をみると、かつて山西がどれほど力を持っていたか理解できる。
また山西省といえば、さまざまな麺があることでも有名。日本でも最近見かける刀削麺の本場であり、珍しいところでは猫耳(猫耳頭)という名のパスタもある。できれば何日か滞在したい町である。

  
 旅行指南 (2004年10月現在の情報)
場所 山西省・祁県
交通 1.中国各地→太原(飛行or列車)
  太原→平遥行きバス、喬家大院で途中下車(1時間 15〜20元)
2.平遥駅前→太原行きバス、喬家大院で途中下車(40分 10〜15元)
料金 入場料35元 (ガイド料別)

宿泊 喬家大院近くの宿泊施設は薦められない。
平遥古城なら、50元ほどできれいな部屋(シャワー付・ツイン)がある。
情報 太原−平遥は頻繁にバスがあるが、バスターミナルもチケット売り場も無い。バス通りで直接つかまえること。料金はバスの大きさにより異なる。
バスに乗り込み、料金を払うときに「喬家大院で降ろしてくれ」と言う。たまに忘れられるので注意。忘れられたときは運転手に文句を言えば、反対方向のバスをつかまえて乗せてくれる。
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