映画レビュー > 図雅的婚事
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図雅的婚事  [英題:Tuya's Marriage]
*スタッフ*
監督:王全安
脚本:芦葦、王全安
撮影:Lutz Reitemeire(独)
美術:魏涛
録音:姜鵬

*キャスト*
余男
蘇合巴特尓
森格
蒙克扎亜

出品:万裕文化産業有限公司
    西安影視制片公司
公開2007年4月
*ストーリー*
内モンゴルの厳しい自然環境の中で暮らす家族の絆と、男女の強い愛。

図雅(余男)は夫と二人の子供と暮らす遊牧民の女。夫の巴特尓(蘇合巴特尓)が三年前の怪我で歩けなくなってから、図雅が家族を養っている。毎日羊を追い、水を汲み、厳しい労働に耐えてきた。しかし、椎間板を患い、これ以上働けば図雅までもが歩けなくなってしまうと医者に告げられる。やむなく夫婦は離婚し、図雅は再婚相手を探すことに。しかし再婚の条件は、子供も巴特尓も一緒に生活し、面倒をみてくれることだった。
*感想*
ベルリンで金熊賞を獲った話題作です。どうみても現地人にしか見えない余男の演技が見事。余男以外の俳優は、監督が町で見つけた素人だそうです。確かに台詞は棒読みだけど、みな素晴らしい表情をしていて、監督の卓越した演出力を感じます。
常識なら再婚相手など見つかりそうにない条件でありながら、多くの人がプロポーズに訪れてきます。これはよほど嫁不足に困っている地域なのか、それとも図雅がモテるのか。そのどちらもあるのでしょうけど。
とにかく登場人物たちの純粋さに心を打たれます。こんな風に人を愛せるだろうか、と考えさせられる物語です。

[2007.5.20]
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