映画レビュー > 光栄的憤怒
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光栄的憤怒  [英題:Guang Rong De Fen Nu]
*スタッフ*
監督:曹保平
脚本:曹保平
撮影:陶詩偉
美術:婁磐
録音:[赤β]鍵
作曲:劉青

*キャスト*
呉剛
王硯輝
李暁波
朱義
孔慶三
王樹軍
蒲小虎
出品:雲南千渓影視有限公司
    北京金榜中視文化伝播有限公司
    山東電影制片厂
    北京標準映像文化伝播有限公司
公開2007年10月
*ストーリー*
村を牛耳る村長一族を打倒するために、村人たちがクーデターをたくらむ。

黒井村は、村長の熊三(王硯輝)をはじめとする熊家の4兄弟によって牛耳られていた。ヤクザのような横暴な振る舞いに、村人はただ脅えて小さくなるしかない。ある日、よその土地から誘拐されてきた若い女二人が熊家で監禁されていることを知った葉光栄(呉剛)たちは、今度こそは許すまじと、仲間を募って熊家を襲撃することを計画する。しかし思わぬところから計画が露呈し…。

*感想*
舞台は四川に近い雲南の農村。やはり雲南を舞台にしていた『箱子』の呉剛が、ここでも気が弱いのに大胆なことをする中年男を好演しています。
県の幹部や警察もあてにならない状況の中、熊家に恨みを持つ男たちが集まって、赤穂浪士ばりの夜討ちを計画します。しかしこれが頼りなくて、見ていてヒヤヒヤするのです。一応は誘拐された女たちを救うという錦の御旗がありながらも、私情の恨みを晴らしたり略奪を図ろうとする農民らしい醜さもあって、きれいごとにしていないところも面白いです。まったくノーマークの映画でしたが、思いのほか楽しめました。意外な収穫です。終わりの方がやや政治臭くていやらしいですが、お国柄を考えればやむを得ないかも。
[2008.1.14]
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